京都府与謝野町の加悦SL広場は、加悦鉄道で活躍した車輌をはじめ、国鉄から貸与された蒸気機関車や除雪車、南海電鉄から譲渡された電車など、計27両を保存・展示していた。2020年3月31日をもって閉園したようだが、ここに訪れた時の写真を掲示する。(解説文は、「加悦SL広場」のものを使用)
1.動軸3軸(Cタイプ)の蒸気機関車
島根県の簸上鉄道5号機として登場。その後、国鉄木次線となったのに伴い、国鉄1261号となる。
2.イギリスのRobert Stephenson社で造られた、軸配置1-Bのタンク機関車
官営鉄道の大阪〜神戸間建設に使用され、翌年からその区間の旅客列車として利用。
3.アメリカのH.K.PORTER COMPANY社で造られた動軸3軸(Cタイプ)の蒸気機関車
山口県の長門鉄道で使用。その後東洋レーヨンが譲り受け滋賀工場の入換に使用された。
4.動軸3軸(Cタイプ)のタンク式蒸気機関車
河東鉄道(現長野電鉄)の3号機として活躍。
5.動軸3軸、軸配置2C1のテンダー式機関車
新潟県の新津機関区で活躍。
6.動軸3軸、軸配置1C1のテンダー式蒸気機関車
北海道の小樽築港機関区に配属された。
7.ボギー式気動車
芸備鉄道(広島県)キハユニ18として登場し、山口県の船木鉄道でディーゼル化。車端のバケットは荷物を積み込んだ。
8.ディーゼルカー
国鉄苗穂工場(北海道)でキハ40 3として製造。1966年にキハ08 3に改番。
9.ラッセル車
山陰本線(綾部−鳥取)の除雪作業に従事。
|